今年はコロナウイルスの影響で卒業式も自粛や規模縮小が多く、着付けのご予約もキャンセルが相次いでいます。

先日、袴の着付けの依頼があり宇都宮市内の美容室に伺いました。

例年だと、卒業を迎えた学生さんや卒園のお子さん・お母様が多いのですが、今年のご予約は学校の先生がほとんどです。


着付けをしながらお話を伺うと、宇都宮市内の学校でも式の短縮、来賓や保護者の人数制限などがあるそうです。

子どもたちや保護者さんの為にせめて雰囲気だけでも…と、袴姿で見送ってあげたいとお話してくださいました。

袴姿というと、つい大学生のイメージを思い浮かべてしまいますが、
幼稚園や学校の先生も卒業式は袴姿ですよね。
こんなときだからこそ、門出の日に華を添えてくれる先生の袴姿。
先生の心意気も素敵だなと感じました。

同時に、卒業生の担任になるたびに、着物を用意してお着付けを頼む先生も大変だなぁと。
袴の着付けは裾やおはしょりを気にしなくていいので案外簡単です。
ゆかたが着られる程度の方ならすぐにひとりで着られるようになれますよ。
学校の先生をされている方にも着付けはおすすめな習い事です。

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